今から約100年前、第一次世界大戦下のドイツで負傷した兵士のリハビリとして、ジョゼフ・H・ピラティス氏によって考案されました。マット上で行うものから、特殊なマシンを使うものまであり、エクササイズの種類は数百種類に及びます。

身体の柔軟性を高め、強化し、バランスを整えるためのメソッドです。
常に骨盤や体幹の安定化をはかりながら、手足を動かしたり、背骨1つ1つを動かしたりしていきます。
心と身体を調和させながら鍛えて行くことで、筋肉や関節の柔軟性を向上させ、軸を伸張し、バランス力やコントロール力を高めます。

運動の回数や強度、可動域の大きさよりも、意識と集中、そして動きの質に重点を置いているため、誰でも安全に、簡単に、身体の柔軟性や可動域に関係なく、初心者でも安心して取り組めるメソッドです。

ピラティスは運動の学習と言われ、身体の動きを自分自身でコントロールし、日常生活に落とし込んでいくことで、身体の快適さを手に入れることができます。また、継続して行うことで、身体をより良い状態に導きます。